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CSRの取り組みは利益の機能についての考察から

土曜日, 5月 15th, 2010

はるかな昔、1973年に、ドラッカーはこう書いている。

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彼らが(阪本註:マネジメント)利益の機能について無知であるかぎり、

すなわち彼らが利潤動機なるものについて考えかつ論じているかぎり、

社会的責任について合理的な意思決定を行うことも、それを組織の

内外に対して説明することもできない。

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『マネジメント』上巻 p.396 上田惇生氏訳より引用 以下同様

ここでいう「利益の機能」とは次のようなものである。

3つある。

(1)  事業の継続に伴うリスクをカバーする

(2) 雇用を創出する

(3) イノベーションを行い経済発展の担い手となる

さらに、利益計画は無意味な常套句となっている利潤最大化について

の計画ではなく、利益の必要額についての計画でなければならない。

この場合の利益は目標ではなく条件である。

さらに、制約でもある。

このことは、マネジメントがCSRについて検討する時には、自社にとっての利益の意味

を見据える考察から始めなければならないことを教えてくれている。

また、経済的な能力をわきまえずに、負担しきれない社会的責任を果たそうと

するのは、むしろ無責任であり、能力の限界を知らない無知とすら言える。

CSRへの、新しい視点をもらった。