[8-9]マザーハウス山口さんの言葉
神、something great、天・・・何と呼んでも
構わないが、人は自分の自由意思による選択で人生を
生きていると考えている。
しかし、実のところ、「天」がデザインしているとしか
思えないときがある。
マザーハウスの山口絵理子さんも同じことを言っていて、
小学校のいじめから始まり、中学の非行、高校の柔道、
大学での開発学との出会いとバングラデシュとの出会い、
そして、マザーハウス設立、バングラデシュからネパールへ、
という流れの中で、その都度、自分自身の考えを固め、
それに従って選択をしてきたように思うが、
一方で、それらはいつもあらかじめ決められた道だった
ようにも感じる (『裸でも生きる2』 p.235)
山口さんは理念経営を実行していて、それは途上国の
素材を使ってモノを作り、それを日本へ輸出し販売する。
途上国の職を創出する。
「この地でしか手に入らない素材や技術があるんだって」
そんな言葉の一つひとつが、マザーハウスの
プロダクトを見て、知った人たちから生まれることを
祈っている。
そして、安いものだけを求めにやってくる先進国のバイヤーの
中にも、付加価値のあるものを求めに途上国にやってくる人たちが
少しずつでも増えるように。
それが継続した先に経済構造の変化が起きると信じている。
(同書、p.238)
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