[8-5]有限ゲームと無限ゲーム
世界には二つのゲームがある。
終わりのあるゲームと終わりのないゲーム。
有限ゲームと無限ゲーム。
前者においてルールは厳格、変更は許されない。
後者はゲームの進行に必要とあらば自由自在に変更可能。
前者の事例にホーケンはビジネス、銀行業務(そういえば今日またアメリカの
ノンバンクが経営破たんしたが、銀行がチャプターイレブンになる
なんて、そっちのほうが難しいんじゃないか?)、戦争、NBA、ウォール・
ストリート、政治を挙げている。
ここでいうビジネスは、「ビジネス1.0」のことだろう。
「ライバルは徹底的にうちを狙ってくると思われます」
「厳しい戦いが待っているはずです」
こういうセリフを会議で発言すると、どことなく賢そうな
感じがするので、考えの浅い人ほど、こういう、ステレオタイプ・フレーズ
を多用する。しかしそれは考えの無さの露見したものにすぎない。
ビジネスも、本来、有限ゲームから無限ゲームへと進化するべきなのだ。
勝った負けたと騒ぐじゃないよ、の「王将」の世界。
1.0と2.0、どっちが難しいかというと、答は明らか、2.0だ。
でも、そこから得られる利益は莫大かつ持続可能なものになるはず。

