WOWを引き寄せる情報収集術
はい、また新しい一週間が始まりますねぇ。ちなみに、月曜日といのは、その週の流れを決める大事な日なんですよ。休み明けで憂鬱なことが多いけど、きっちり引き締めて行きましょう!(ほとんど、自分に言い聞かせてます)
そうそう、またまたコメントいただきました。まずは、けーちゃん。「ダメ男度」80パーセントだったんだね。「Almostダメ男」の称号をあげましょう。でもね、実はこの5か条には上級編だけど、反転の法則というのがあって、4つ以上同時にあてはまる男は女性にとって「放っておけない男」に変わることがある。いわゆる「ヒモ」とかもこのタイプだよね。ツーか、業の固まり? なので、けーちゃんもきっと「いなせなお姐さま」にきっちり愛される系なんじゃないですか? プププッ。
もうひと方、バッカスさん! いいねぇ、この感じ。「明日は、自分が起案した企画の大切な会議、どうもって行こうかなと考えながらネットサーフィンしていたらこのページにたどり着きました」「早速明日の会議で使わせていただきます」うれしいじゃないの。少しは人のためになってるってこと? オレ。書いててよかったって思うよね、こういうコメント。バッカスさんはダメ男度ゼロだし、いい漢(おとこ)に違いないぜ。
さて、実はこのバッカスさんの行動、深ーい意味があるんですね。
「情報とはどういう風に集めるものか?」
という大きなテーマの答えにもなっている。ナイスタイミングなので、今日はこれやっちゃおうかな。題して「WOWを引き寄せる情報収集術」。なんか、インタラクティブでおもしろくなってきたね。
商品企画部の若手社員A君。先の会議で「来週までに新商品の企画書をまとめろ」と上司に言われた。ドキドキだね。「自分にそんなたいそうなものが作れるんだろうか」とかなり不安。さて、問題。彼が最初にやりそうなことはなんでしょう? みなさんも、A君になった気持ちで考えてみてね。
はい、答えは簡単。
「ブラウザーを立ち上げて、Google行って、新商品に関連するいろいろな情報を集め始める」
だね、たぶん。気になるページをプリントアウトして、また探して、またプリントアウト。気づいたら100ページくらいのA4用紙が机の上に。時計を見たら夜中の3時。「ヤベっ」てことでその日は寝ちゃいます。次の朝、眠い目をこすりながら、電車の中でA4用紙をパラパラめくってみたりする。一向にアイデアは浮かんでこないけど、期日は迫るから、集めた情報の中からめぼしいキーワードを拾ってプレゼン作りました。会議で発表したのだけど、結果は……。
「斬新さに欠けるね。どこにでもあるような企画にしか見えない」
などとこき下ろされました。
さて、けっこうがんばったA君に足りなかったものはなにか。それは「ミラクル」です。日本語で言うと「奇跡」かな。「WOW」といってもいい。人の心を打つ、感動させるためには、驚きがなくてはダメ。人知を超えたなにか奇跡的なひらめき。みんな、そういうのってある種の才能によって生み出されると勘違いしているのだけど、全然違う。WOWを生み出す力は、すべての人に備わっているんだぜ。
じゃあどうすればいいか。とても単純なんだけど、1つだけ発想を変えればいい。情報は集めるものじゃなくて、「引き寄せるもの」ととらえるんだね。
まず、自分をアンテナのような状態にする。アンテナというのは、地上波テレビ用とか地デジ用とか、アマチュア無線用とか、いろんな種類があって、それぞれが違う周波数の電波をとらえるようにできている。ここが重要ね。
「どんなアンテナになるか」
をまず、決めなくちゃいけない。新商品の企画を作るのであれば、「どんな商品なのか」はあたりまえ。それだけじゃまだアンテナとしては弱くて、「その商品を生み出すことでなにがしたいのか」「その商品が世の中でどんな使われ方をしたら自分はハッピーなのか」、さらには、「その商品を生み出すことで自分の人生はどんな風に進化するのか」みたいな、自分との関わりを明確にするんだね。それをオレは、
「思い」
と呼んでいる。ここは、自分だけの問題であって、情報は必要ないところだから、静かな場所でリラックスして、十分に時間をかけて想像すること。思いが強ければ強いほど、自分というアンテナがキャッチできる周波数ははっきりしてくる。オレは、これを「ブレがない状態」と呼んでいるんだけどね。
はい、自分のアンテナ化が終わりました。次にやることはなんでしょう? 間違っても、Googleで関連キーワードの検索なんてしちゃダメですよ。最初に書いたように、「集める」じゃなくて「引き寄せる」だからね。ここからは、ちょっと慣れというか訓練も必要なのだけど、やっていれば必ずうまくなるから大丈夫。アンテナ化の次にやるのは
「感覚を研ぎ澄まして、なぜかそのとき気になっていることを全部やる」
ということ。アンテナになった瞬間に、自分に必要な情報はもう集まり始めているんだな。だから、それを受け取りに行くわけ。「なんか、あの映画、気になってるんだよな」「○○君にひさしぶりに会いたくなったな」「電車の中吊り広告のこのキャッチに何度も目が行くんだよ」「無性にもつ鍋が食べたい」……。そういう、「引っかかること」を全部やってみる。
なぜ、これに慣れとか訓練が必要かというと、多くの場合、この手の「ちょっと気になること」って流してしまうことが多いんだね。目の前に「企画を作らなきゃ」という脅迫感がある。だから、それ以外のことをするのは「ムダ」と思っちゃうわけさ。もちろん、気になっていることすべてがアンテナに引き寄せられた情報とは限らない。だから、ムダなことも多い。けれども、その中に必ず「ミラクル」や「WOW」が混じっているんだな。
「S/N比」という言葉知ってるかな? オーディオとかの用語なんだけど、「サウンド」と「ノイズ」の比率ってことで、サウンドの割合が多い方がいい音っていうこと。アンテナには当然、ノイズも入ってくる。けれども、入ってきてみて体験してみないことには、サウンドなのかノイズなのかはわからない。だから、できる限り、全部やってみることが大切なんですよ。
あとね、焦ってはダメ。来週までとか言われると、「とにかく早く形にしなきゃ」と思うでしょ。でも、よく考えてみて。しょせん、WOWのない企画書を書いたところで意味がないわけよ。WOWがない状態でとりあえず形式だけ作っても無の状態と同じ。だから、覚悟を決めてWOWが引き寄せられるのを待つ! 重要なのは、
「自分にはこの企画をWOWなものにする力がある」
と1ミリのブレもなく信じること。
オレはこういうとき、よく本屋に行くね。なにを買うかとかまったく決めずに、コーナーも限定せずに、ぶらぶら歩き回る。結局買うものがなくて手ぶらで帰ることもあるし、気がついたら、5、6冊持ってレジに立っていることもある。で、買ったものを結局読まずにほおっておくこともあるし、何回に一回かは、ミラクルを見つけることもある。よくわかんないけど、結構楽しいね、そういうの。「今日はなにが降ってくるんだろう?」ってワクワクする。
あと、絶対にやらないのはiPodね。あれはアンテナ化してるときは絶対にダメ。というか、iPodのイヤフォンを耳にはめた瞬間にアンテナ状態が壊れちゃうね。電車の中吊りに目が行かなくなるし、道ばたのショーケースとか見なくなるし、渋谷とかにある巨大スクリーンにも気づかない。電車で隣に座ったカップルの会話も聞こえないでしょ。いま挙げた諸々って、全部、引き寄せられた情報だったりするんだよ。そうそう、携帯メールとかもできれば電車の中では見ないほうがいいね。
「24時間、寝てるときも作りたい対象に意識を向けておく」
っていうのがアンテナを強くするコツね。
でもって、こういうことをやり続けていると、さらに不思議なことが起こる。「アンテナをしっかり持った人たちが自分のまわりに集まって、さらに大きなアンテナの集合体ができる」んだね。これはね、日本に昔からあることわざもそれを証明しているよね。
「類は友を呼ぶ」
すごいよね、これ。人間というのはある種の「波長」でできるてるわけ。だから、ネガティブなことばかり言う人のまわりには「悪口チーム」ができあがるし、クリエイティブな波長の人には同じように創造的な人たちが集まる。ある種の「フォーラム」と考えていいよね。掲示板に「○○についての情報を探しています」と書くと、「それならここにありますよー」とかいって親切に教えてくれる。あれが、まるでテレパシーでも使っているかのように空中で起こり始めるんだね。
メールソフトを立ち上げてみたら、アンテナ仲間の1人から「今度、こういう展示会があるのだけど、一緒に行かない?」と誘いのメール。とくに行きたいわけでもないけど、この人の言うことだからと信じて行ってみる。すると、すると、驚くことに自分がいま作ろうとしている企画にものすごく参考になる展示があって……。みたいなことだよね。これを「シンクロニシティ」と呼ぶんだね。
最後に、情報の引き寄せは、なにもない状態でも起こるからね。たとえば、風呂入ってるときとか。オレは髪の毛洗っているときに頻繁に起こるよ。キャッチコピーとか、社名とかね。「ふわっ」と降りてくる感じ。これを思いつきとかで流してしまわないで、大切にしてみてください。きっとWOWなものが作れるから。
じゃ、締めにバッカスさんのコメントに戻ってみましょうか。
「明日は、自分が起案した企画の大切な会議、どうもって行こうかなと考えながらネットサーフィンしていたらこのページにたどり着きました」
「ネットサーフィン」というのがポイント高いよね。ぶらっと来た感じ。たぶんね、真面目に検索とかしてたら、こんなマイナーなオレのブログには絶対にたどり着かないから。不思議だよね。あと、「自分が起案した大切な会議」という言い方がいいよね。自分があるし、それを大切に思っている。「思い」があるよね。本当に、ちょっとした文章、ちょっとした言葉にその人の本質が表れるって思いますよ。ありがとね、バッカスさん。
今日は一日、ぼーっとしていてダメダメだった。この状態じゃ、このブログもうまく書けないかもとか思ってた。で、熱い風呂わかして、モミダッシュで髪の毛洗って、体清めてみたら、めちゃくちゃすっきりして復活しました。って、もう夜中の3時近いんだけどね。これからオレの活動が始まります。コウモリとかフクロウと同じ、完璧な夜行性なんだよね、オレ。(おわり)


Almostダメ男です。
「放っておけない男」はいいけど、時に「わたしはあなたのお母さんじゃない!」
と叱られます。
叱られるのも好きです。
[...] みなさんこんにちは。Almostダメ男です。詳細はココをクリックして参照。 [...]
コメントを取り上げていただき、ありがとうございました。
まさか、こんなインタラクティブな展開になるとは嬉しい限りです。
そして、今回の内容も、今日の会議の結末を予測していたようで、驚いています。
おかげさまで、大切な会議は終始、真剣な中にも「笑い」がある良い雰囲気の中、企画をパワーアップさせる新しいアイディアもだされ、企画の実現に向けて準備を開始することで合意、ようやく前に進めると思ったのもつかの間・・・
会議後、めでたく技術的な大問題が発覚、暗礁に乗り上げました。(笑)
ただ、頭で考えると大問題なのですが、気持ち的にはあまり問題には思えないので、問題
点を精査することで担当者と合意し、なんとか前進することになりました。
ですので、「自分にはこの企画をWOWなものにする力がある」と信じ、「24時間、寝てるときも作りたい対象に意識を向けておく」で解決策を考え抜き、先週、「類は友を呼ぶ」の法則で、突然現れた協力者達と実現に向けて、進んで行こうと決めました。
いや~、こんな時は、笑って吹き飛ばすしかないですね。
2日連続で、貴重なアドバイスを頂き、ありがとうございました。