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今週のコラム

今週のコラム~◆桜の季節に by 鈴木 由歌利

メルマガ36号で掲載された内容です。

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THE 由歌利流~メルマガ編~
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◆桜の季節に
山手オフィスのある谷戸坂には美しい桜並木があり、先日満開となった。窓に目を移すと、吹き上げられた桜の花びらが風に乗り流れていく様が目に入る。一年に一度、こんなにも日本人であることを強く認識できる季節があるなんて、本当に幸せなこと。

 
うららかな春の陽気で都会の桜が一気に花開いた先週金曜日、打合せ前に知人が

「春になるとさ、こう、なんていうのか、叫びたくなるんだよねぇ」。

と、ぽそっと言った。

芽吹きの季節だもんね。いろーんな新しいことがしたくなるのかもしれない。仕事、習い事、引越し、そして・・・鯉、じゃなくて恋(笑)。

この前、JOYWOWトーク・ライブの収録時に、ねがこと、根上明がスゴい発言をしたんだ。

「ぼく、今の奥さんと結婚する時ね、恋とかなんとかする暇もなく、会って八回目くらいで結婚しちゃったんだよね。でね、今ようやく”恋する”って感覚がわかったっていうか・・・ぼく、奥さんに”恋している”んだと思う。ドキドキするし」。

って!!!

子ども三人、ねがの結婚生活はかれこれ20年以上続いているんだよ。ねが夫婦は、彼ら自身が欲しているしあわせのカタチを知っているんだなと思った。

 
世間一般では、20年以上連れ添った相手に「恋をする」って感覚は「ありえない」に近いでしょ。でもさ、それはもしかしたら「世間常識」に物差しを合わせているからなのかなと、ねがの話をきいて思ったんだ。

 
人の心の中には、世間常識という悪慣習によって、最初から「ありえない」「できない」「しちゃいけない」と思っていること(法に触れること以外ね)がたくさんあるような気がする。勝手に作った理想や条件に縛られて、身動きできなくなる。

 
私が31才でNY行きを決めた時もそうだった。その頃、百貨店のシンクタンクでコーディネーターをしていたのだけれど、同僚に「お金持ちと結婚していて、プロとして仕事しているのに、わざわざNYで一からやり直すなんてバッカみたい」。と、言われた。・・・は?アタシ、バカですか?って思ったけど、ま、いいたきゃ言っとけ、と反論せずに笑って流したけど。

 
世間常識で考えたらバカだよ、確かに。でもね、人の価値観はひとつの物差しじゃ量れない。もし、あの時渡米を選ばなかったら、間違いなく今よりつまらない私がここにいるはずだもん。

 
世間に従うことが幸せだと思うなら、それはそれで否定するもんじゃない。ただ、人は生まれた瞬間から死に向かって歩み続けるでしょ。だとしたら、自分の気持ちに嘘をついちゃいけないと思うんだ。周りに惑わされず、自分が本当は何をしたいのか、どうしたらしあわせなのかを追求するために生を受けているはずだもの。

 
ねがの「いま、奥さんに恋している」って話を聞いたとき、その場に居合わせた全員がしあわせな気持ちになった。こういう世間常識にそぐわないハッピーな話って、人の可能性を広げていくんだよね。

 
人生の春は一回こっきりじゃないよ。自分で何度でも創り、演出していけるものなんだ。みんな、春を謳歌しようよ♪
まずは、桜を愛でる気持ちを忘れずに、ね。


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