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ビジネス用語「とは辞典」

目次

スロービジネスとは

2008 年 07 月 03 日

企業は社会に何らかの価値を提案し、その対価を頂戴して存続しています。
対価はお金だけではなく、「おれ、あのブランドに惚れてるんだよ。」という、
ファンからの熱い「ご贔屓」もあります。

商売は、「商は笑なり」という昔の言葉のごとく、一つの商品を目の前にして、
商人と顧客の二つの笑いがあることが理想なのです。
ところが、企業が自分のことしか考えず、
たとえばこの環境問題がかまびすしい中で自分勝手な商品を出して一時的に設けても、
「ご贔屓」は頂戴できないことは確かです。
(中略)
そう、CSRとは、簡単に言えば、
「ご贔屓を頂戴できる企業活動をすること」ということができます。
そして、そのような企業のビジネスのあり方が、スローなビジネスであり、
成功の定義は、このビジネスOSのもとになされるべきなのです。

出典:「スロー・ビジネス宣言!」阪本啓一著 日経ビジネス人文庫

スローなブランドとは

2008 年 07 月 03 日

「スロー」とは、一言で言うと「ほんもの」です。
自分が大切にしている価値をじっくり育て、丁寧に世の中に発信していく姿勢をいいます。
打ち上げ花火のようにパッと上がって、パッと消えるようなうたかたのブランドではなく、
末永く命を保てるような、そんなブランドのことです。
(中略)
スローなブランドを創るために必要なことは「顧客への愛」「自らの美学」です。
ブランドがこの二つを持っているかどうか、時々セルフチェックする習慣をつけましょう。

「顧客への愛」というと、短絡的に「顧客サービスを充実させる」となって、
たとえばチャーハンの盛りを多くしてあげる(笑)、とかいうことに発想が行きがちですが、
違います。
「顧客を読む」ことです。
顧客がどんなことに感動し、何によってハートに火がつくのか、
しっかり観察しなければならないのです。
(中略)
美学とは、別の言葉で言うと「矜持」「誇り」「こだわり」です。
美学は「これはやる」「これはやらない」というものさしにもなります。
パッケージの項でも説明しましたが、パッケージはディテールの積み重ねで成り立ちます。
神は細部に宿る。
ブランドの隅々まで美学が一本通っていなければなりません。

出典:「ブランドの授業」阪本啓一著 PHP出版


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